2005年01月01日

演劇的『笑』

演劇の『笑い』って独特だと思う
演劇を始める前や始めた当初はなぜそれが面白いのか?
わからなかった
隣で大笑いする先輩を横目に一人焦っていた
「え?なんで笑ってるんやろ?面白いと思わなければいけないのか?」
面白い芝居を見て焦ってる観客

自分が演劇をやればやるほどその違和感はなくなってきた
でもより高度な演劇の世界観を突き詰めようとしている人の『笑い』はドンドン先へ行っている
それは感じる
いろんな企画をやればやるほど【一般の人】の笑いをりかいする必要性を感じている
最近の一般的とされる『笑い』がすでに危うい
例えばギター侍
面白いとは思うが流行語大賞をもらえるほど面白いとは思えない
例えば新撰組
演劇をやっているから喜べる部分が多い
この部分は三谷幸喜だねとか

うちの母親を見ていて思う
うちの母親の音楽は演歌だ
たまにフォークが入る
でもロックやポップスはない
どれも聞かず嫌いだ
紅白を見ていて最近の紅白は面白くないと言っていた
でもそれは番組に勢いがなくなってきているのもあるのだろうが一番の原因は知らない人の方が出ているからだろう

演劇だけをしているとこういう状態に陥ると思う
世の中では何が面白いとされ何が話題となっているのか?
不変のものもあるかも知れないが流行のものもある

自分の知らない世界の笑いは本当に異文化だと思う
が、全てを見た上でできた作品は面白いと思う
偏った世界では作品をみる人も偏ってくるのではないだろうか?

笑いと演劇の見方はやはり似ている
面白いか面白くないかの世界だと思う
たまに芸歴だけの芸人もいる
国宝と呼ばれる芸人もいる
人気が出るのは勢いがあったり実力があったり時代に乗れた芸人だろう
笑いと演劇の一番違いはお笑いは面白くなければすぐに淘汰されることだ
演劇は発表の場に恵まれているというか、やりたければ続けていけるから。
そして演劇では何より引き際の決断を下してくれる人がいないからだろう
自分の周りだけで演劇をしていると自分が取り残されていることにすら気付かずに時間だけが過ぎていくという最悪の事態を招くことになる
そんな格好の悪いことだけはゴメンだ
日々是精進
もっと新聞を読もう、もっとテレビをみよう、もっと映画をみよう、もっと演劇をしていない友達と話そうという今年の決意です
posted by かけP at 14:46| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Weblog: 某日観劇録
Tracked: 2005-01-04 00:09

笑いの国の国境
Excerpt: telop-plot blogの、「演劇的『笑』」で、 http://telopplot.seesaa.net/article/1450659.html > 自分の知らない世界の笑いは..
Weblog: △ ゾウの猿芝居 ▽
Tracked: 2005-01-07 13:37
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